
※本記事は、リニューアル以前(旧・ムーサの芸術論)のアーカイブです。KAFUNの思考の原点として、当時のまま公開しています。
縁起良き模様である吉祥模様のひとつ青海波(せいがいは)。
着物でよく見る日本の模様だね、と思うかもしれませんが、元はペルシャ。シルクロードから飛鳥時代に日本に伝わったのが青海波(せいがいは)です。
半円形の鱗モチーフの繰り返しは、寄せては返す無限の波。
無限のバランスに呼吸を合わせると呼吸も整ってきそう。そうなるから、福が引き寄せられるのかもね?伝統的な着物や道具以外で吉祥模様を描いたプロダクトも最近増えてきました。
エコバッグ、ポーチ、財布にふきん。身近に福々しい模様があるのは見るたびに明るくなりいいんではないかと思うし、何より自然をモチーフにした普遍的な装飾は、人の年齢を問わず似合う。着物がよい例だと思います。
お年を召した方が本当に美しく見えるのは、もともと着物が家族代々継承していくものとして作られていることと、それを前提にした素材や仕立てや模様や織りの全てが自然の一部のような佇まいになるからだと思う。
着物じゃないプロダクトなら、薄い水色やドットでアレンジすると、抜け感があって今の暮らしの中でも合いそう。色の組み合わせ、いろいろ変えても面白いのでは。