※本記事は、リニューアル以前(旧・ムーサの芸術論)のアーカイブです。KAFUNの思考の原点として、当時のまま公開しています。

奥出雲の少し山際にいくと、年末に降り続いたという雪の跡が️なだらかな山々の美しさは、日本でも随一の美しさだと思う。数々の映画やドラマの舞台になってきたのも納得。

すぐそこに須佐之男命が降り立ち、草那藝之大刀(くさなぎのたち)で八岐大蛇を退治したという船通山(鳥髪)がある。最初の写真は、そのときオロチから救い妻とした奇稲田媛(くしなだひめ)をまつった昭和に建てられた神社。

昔、出雲大社の運営が傾いた時に、わが家を抵当にいれて支えた小林さんという方が建てられたという。島根出身で、九州で鉄道業を営んでいた方と聞いた。

お話くださったのは、地元のあるお祖父さん。「この絵こそ、ここにある意味があるでしょう?」と須佐之男命と奇稲田媛を描いた軸をみせていただきながら、うかがいました。

お茶事がお好きでお茶碗や軸をよく古美術やオークションなどで買われるとのこと!聞けば、もとは亡くなったお父さま(ご先祖、と呼ばれてました)がお茶が好きだったと毎日、お抹茶を点ててさしあげているそうです。

松平ご城主が、しょっちゅう鉄師を訪れてお茶事の接待をうけてたそうですから、広くお茶も盛んだったのかとうかがえるお話でした。

Trending